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社長ブログ

2020年08月14日

テナントオーナー様へ 事業主の姿勢 人の姿勢 コロナ禍での人間模様☆彡

  新型コロナウイルスの感染者が富山県内でも再びの増加傾向となっている。飲食店でのクラスター(感染者集団)が相次いで発生し、家庭内感染も増えた。

富山県は感染拡大警報「富山アラート」を発出し県民への改めての対策徹底を呼び掛けている。

富山アラート発出

そんな中各事業者においては当然のことですが、事業継続への取り組みが切実な課題として取り組まれている現実があります。。。。

例えば料理・飲食店では顧客激減による材料仕入れ・従業員給与・テナント料・各種諸経費の支払い原資が生まれずに、貯えの拠出や緊急融資のお世話になられるところです。。。

そんな中最近増えたのが、テナント入居者さまからの再度の家賃減額交渉のお願い要請です。前回はそれぞれの家主さまにも事情をご理解頂き、家主さまの判断を最優先にテナント入居者に対応させて頂いたところですが、(対応例☛①2か月分家賃50%免除②1か月分家賃全額免除というケースが多かった。)ここへ来て再度の家賃交渉要請依頼時期となっている。

家主様へのアドバイスとして①初回とは情勢の変化あり②事業者には助成金の支給がなされている③家賃助成制度がある。という事を伝え、新たな判断の参考にして頂いている。

家主という立場も事業主であり、テナント収入で収益確保と借入返済の原資を確保されますが、法人家主には売上げの減少を証明できれば、持続化給付金の対象となるが個人家主には適用無し、などそれぞれに要件が異なります。

 ここで気になるのが、テナント賃借人事業主の姿勢です。端的に、収益が確保できている時は売上を過少申告しておきながら、(今回充分な助成金支給の対象となっていない。)有事(コロナ禍)の際は助成金をくまなく活用し、再度の家賃減免交渉は電話1本での交渉依頼です。💦

「よこしま」無料イラスト

不動産業者としては「よこしまな思想」と思わざるを得ない状況に愕然とするところです。

「よこしま」とは ☛ 参照サイト「英語部」https://eigobu.jp/magazine/yokoshima

「本来なら、2度目の家賃交渉をお願いされるなら、売上げ台帳を根拠に家主に状況報告と家賃減免又は支払い猶予のお願いに上がるのが筋ではないか?」と家主さまに説明致します。再度の家賃交渉にはこの事を前提にご判断をお願い致します。。。。

としております。💬

今後 中・長期的に視て 貸しビル業としてテナントさまの資質を伺う良い機会が、この有事(コロナ禍)での「事業主の姿勢・人の姿勢」です。こんなに「よこしまな方が造った料理を美味しい」と思って継続してきてくれるお客様がいるのだろうか?いや、いて頂いても全然結構ですが。。。。

厨房の裏側がどんな状況なのか・・・・

私を含む大半の方々が選ぶものは実直な姿勢や清潔感、善良なサービス精神の持ち主が営業される事業所(店舗)だから安心を頂きに行っているということなのに。。。。

「人は心地良いところに集まる。。☆彡」

家主さまには、今後の各種交渉にも事業主の姿勢や、「人」の姿勢を判断基準にしましょう!!

と判断根拠の1基準を提示した。そこが継続か否かの分かれ道だろう。。。。

いつの時代もどの局面でもそのように感じる処です。👣

同業種なのに、「継続・持続できる人・組織」⇔「継続・持続できない人・組織」必ず理由があるという事を是非考察し、物事の判断基準とされて下さい。☆彡

 全ては自己責任。「何かあれば行政が(誰かが)助けてくれる。」と思うなら、その精神を改めてからのスタートをお勧めします。。。

誰でも事業は設立可能ですが。。。

㈱いちご不動産HP ☛ https://www.ichigo-fudousan.co.jp/