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社長ブログ

2020年10月31日

「ライフプランセミナー」2020砺波会場開催される 砺波市文化会館多目的ホールにて!!

行政との連携・地域社会との協働

富山県土木部住宅建築課・公益社団法人 富山県宅地建物取引業協会共催による「住まいのライフプランセミナーが2020年10月30日砺波市文化会館多目的ホールにて開催されました。

富山県の政策として「空き家」を未然に防ぐ為の解説を「空き家の定義」から「空き家のリスク・トラブル」「空き家の活用」等の説明を頂きました。

富山県土木部建築住宅課

富山県土木部住宅建築課HP → http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1507/

セミナーでは①不動産鑑定士の竹田達矢氏の「空き家にしない、空き家を減らすために」②砺波市空き家コーディネーター、柳瀬地区(一社)やなぜ空き家ネット代表理事の長谷川 徹氏より「法人立上げによる取り組み事例:やなぜ空き家ネット」のご紹介を頂き、その後に鑑定士・司法書士・税理士による空き家に関する相談会が行われました。

概ね90名の参加を頂き、実際に空き家を所有される方から今後空き家となるだろう、事前段階での立場の方や市役所の空き家対策班の方々などそれぞれの立場で参加されました。

決して他人ごとではありません・・・

さまざまな状況があり個別要因のとても強いこの空き家現象は全国的な課題として重要視されているが、日頃からの備えや準備が必要という事だろう。

日頃からの備えとは→相続登記の実施やだれが不動産を所有し管理するのか、又は売却か貸付か等の活用の判断を付けておく事を指すのでしょう。

日頃からの準備とは→解体費用の把握やその費用の確保、具体的管理費用の把握や固定資産税負担の認識等が挙げられよう。

日頃から考え備える事

建物の実質的な価値とは

特に建物は使用可能「利用可能」なら「活用」という事になるが、設備の劣化・朽廃等により「使用不可」となる場合は「解体費用の発生」という負担を負う事になる現実があります。

 ケースとして、150坪の土地建物を解体費用350万円支出、隣接者に土地を80万円で「買って頂いた」という実例があるが「お願いして買って頂いた」という実情でした。実質270万円のマイナスと捉えるか、そもそも350万円のマイナス財産(解体費用負担)350万の事前準備がしてあったか!?という事です。

一言で350万円というが、なかなか多額の負担という事も現実です。

車でいうリサイクル券(預託証明証)等の法制化という意見もあったが、具体的な取り組みが必置と感じ具体的提言に繋げたい。

今できる事は日頃から「空き家」に対する意識の持続とそれに対する備えの蓄積だろうと感じた処です。

セミナー後の相談会

宅建協会相談会開催案内

尚、「空き家」に対する個別相談も宅建協会員「ハトマーク加盟業者」では随時行っております。定期的な無料相談会や各市町村の窓口でも実施されています。

いつでも遅くはありません。お気軽にご相談下さい。