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社長ブログ

2020年01月18日

空き家の売却相談「買取依頼」を受けました!!

 不動産仲介業を主力業務としておりますが、昨年後半に物件の不動産買取依頼が2件ありました。

 1件は賃貸住宅として所有してこられた住宅物件です。現在は築年数30年を経過しており賃貸住宅としての募集は停止しておられました。理由としては設備等の老朽化に伴う費用投下が多額になるため、また相続対策として路線価の高い場所の不動産を処分してしまいたいためとの思いをお話されました。

空き家の買取対象物件

 実勢価格や解体価格も把握しておられ、売却希望価格もはっきりお伝え頂きました。

当社としても即答は出来ず、建物解体、造成・販売をイメージし各種見積もりを取得の上、買取・再販売計画を策定し買取希望価格を提示させて頂きました。結果的には売り主さま希望価格にて購入をさせて頂く事となりました。事業計画書を見て頂きましたが、建物解体価格は概ね800万円でしたが、売り主様が取得された解体見積もり価格とほぼ同様の水準であったことが安心された一つのポイントだったように思います。

 不動産業者だから解体価格が割安になるという事は毛頭ございません!!かかるものはかかる!!という事。売買価格よりも解体価格、上下水道引き込み費用、不動産取得税、分筆・合筆費用、販売時諸費用など

の費用のほうが高いという現状を改めて認識されておられた印象でした。

もう1件は一般住宅ですが築44年で空き家となり将来は誰も住む予定(建て替え含む)も無く、敷地内に農地と第3者所有地在りの物件であり所有者さまもご高齢であり売却を希望されました。

空き家 大型物件

即答できず、本件についても買取・解体・更地による2分割での再販売をイメージし譲渡計画書を作成の上、提示し、買取価格の説明をさせて頂きました。他社とも比較され大体の想い通りの金額だったので「いちご不動産で買い取りお願いします!!」との申し出を頂きました。一般住宅と言っても大きめで内部残置物

一式込みですと概算350万円の解体費用(見積もり)となりました。

上記2件については ①空き家の解消 ②利用形態の変更(貸家→2区画の住宅地)(大型住宅→2区画の分譲地)と在り方の変化に伴う利用形態の変化 ③身辺整理・財産整理・心配事の解消等、相談者にとってのメリットは幾つか考えられるポイントが伺えます。

いちご不動産としても譲渡益を見込んでいるが残念ながら売却見込みである。譲渡益の確定は分譲地として売却が完了した段階で確定するもの。。。。

(不動産買取希望の場合、当社として再販可能と判断する物件を買い取りの対象としております。)

 今回2件の買取依頼に対し2件共の取得を致しましたが、相談者の利益(金銭面以外も含む)が確実に確定(納得)される事が前提であることは言うまでもない。。。

よく相談をされ身内の了解や同意を頂き状況の変化へのご対応に取り組み下さい。。。。。

仲介で買主様を広く探すという方法もあります。。。。所有者様の事情や希望・想いを伺い最適な方針提案をさせて頂きます。まずはご相談から。。。!!そんなスタンスで取り組んでおります。。。。